それなりの雑記コラム

若いなりに思ったことを書くコラムです。

コラム #1 「緊張と現実味」

さて、いつもTwitterのほうで物を述べている人間が、それでは飽き足らず長文物書きになろうとしている。まあ、こういう人間です。よかったら、流す程度でお読みくださいな。

では本題に移ろう。このコラムを書いているときは、ちょうど私大入試の直前期。というわけでこれは息抜き程度のコラムであるのだが、それに関してここ最近思うことは、「ああ、なんか緊張してきた、俺受かるかな、大丈夫かな」という一種の焦燥感である。

そんなもの誰だって持つじゃないかという意見もあろうし、その程度で固まるとは情けなやと思う方もいよう。今回の本題はそこではない。「緊張感」である。

実は、この大学受験の時期に、緊張した!と思うのは、今になってが初めてである。センター試験の時は、緊張もあったが、半ば夢想状態、混乱、と、何も現実味がなかった。「うっわ、ついにこの日が気付いたら来てたじゃん!」という感じである、

このこれは、自分がセンター対策をおろそかにしていたという意味ではない。準備は人一倍行った。だからこそ、というべきか。そもそも全国50万人近くの受験する大テストが、この身の最初に降りかかるわけである。そして、この大規模な試験は、思えば3年に上がる前から、「あと何百何十日」と予告されていたわけではないか。

これだけずっと予告されていたからこそ、余計に現実味がなかったというのもある。何といっても、あれが初めてだったから。

あれだけ前からカウントダウンされると、時の流れも変わっていく。大体200日前だって言われても全く感じない。残り100日と言われた瞬間、体に電撃を打たれるように焦燥感が生まれ、90,80,70…30日を切ったあたりから、もはや焦燥感と現実味のなさと緊張感と、もはや何が何だか、カオスな心理状態の中、本番へ特攻するわけである。

さて、僕はこのような心理状態の中、端的に言ってセンターはずっこけた。だが、今は適度な緊張感をもって、私大入試に突き進もうとしている、本番まであと6日、短いようで長いよう、長いようで短いような、そんな期間に全力を注いでいきたいと思う今日この頃だ。今更、何も迷うことはないし、迷っている時間もないのである。